上映会について

2012年2月26日、サティシュおじさんが国分寺カフェスローに来たときに、「今、ここにある未来」を観た。その時のメモ書きに『just enough』(これで十分!!)と大きくまるで囲み、大層に星マークまで散輝していた。「more」(もっと)を無限に求める現代社会の解毒剤として「足るを知る(ジャスト・イナフ)」ことの大切さを説いていたのはHarvardBusinessReview2004年7月号の「カレイドスコープ思考」の記事。カレイドを屋号にしたのは単に万華鏡好きが祟っただけじゃない。バランス感覚を養いたいという思いが強かったからだ。『just enough』(これで十分!!)から始まるこの物語に冒頭からギュッと心を掴まれた。

そしてサティシュおじさんはエコロジーを3つの「S」で説明する。

その中でも、土を大切にすることと自分を大切にすることは同じ」と語るSoulの説明が好きだ。カラダを壊してみるまで、環境問題とか食の問題とか、どこか他人ごとな気がしてほぼ頓着なかった。けど、病気を境に、「食」の大切さを沁み沁みと体感するようになり、そうなると食材が育つ土壌や水脈、農法に目が行きだし、漸く環境問題について意識が行くようになった。とはいえ根本にあるのは元気で美味しい野菜が食べたいということなのだが・・・

また、メモ書きの話に戻るが、『joyful activity!』とこれまたデカイ字で書いてある。これはサティシュが、「遊ぶことと仕事をすることの同一性」を語っているのだが、深い共感とこうありたいという思いを常々持っていたので、「うんうん」と何十回も心で頷いた。実際生活できているのかという現実問題は少し横に置きつつも、心を満タンに遊び、それを仕事に活かしていると、仕事も遊びも境目がなくなる。お金という物質的エネルギーには悩み凹まされることは多いけど、自分の時間の質をデザインするという意味において、サティシュも言う通り、僕らはだれでもアーティストでありデザイナーであり、クリエイターなんだと思う。

また、ホリスティックという言葉は、キーワードの1つだと思う。私ごとになってしまうが、自分のプロフィールはホリスティック ・オプティマルヘルス・プロモーター(H・O・P)として心身魂の美健化活動を展開中、としている。そんな共感値濃縮映像を、上映会を通じて、改めてみなさまと一緒に観たいと思います。

ネタバレか、という感じで案内文を書いているけど、「検索窓」ひとつで、「今、ここにある未来」の感想や要約などいくらでも探せる時代だと思う。それにメモ書きは個人的に印象深かったことであって、ひとによって心に刺さってくるメッセージは様々なはず。サティシュの語り以外にも間や余白といった映像は語りにくいし、非常に分かりやすい口調とは裏腹に、いまの時代を生きる僕らにはあまりに示唆に富んだメッセージに満ち々々ている。決して押しつけがましくなく、柔和で穏やかに。だからこそ自然と言葉も入ってくるし、ときに新たなインスピレーションを、ときに再確認を、ときに軌道修正を、カラダの内側から育ててくます。この作品から貴方はなにを持って帰りますか。

『true power brings humility...
   true power brings a gentleness.』

この企画は、FB上で『上映会やらない?』『やっちゃおうか?』そんなノリから始まりました。杉のやさしい香りに包まれた森の楽校スタジオでの上映会です。しかもゲストトークまであります!

この日はサティシュ祭りですね。
みなさまとお会いできるのを楽しみにしております。

(オフィス・カレイド 山本コヲジ)

映画「今、ここにある未来」上映会

詳細

◆開催日:2012年4月21日(土)
◆時間:18:00〜20:30(予定)※17:30開場
◆定員:40名
◆参加費:1500円(映画鑑賞・お茶・レシピシート付)
※会場でお支払い下さい
◆会場:森の楽校スタジオ(協力:あきゅらいず美養品)


アクセス:http://www.akyrise.jp/morinogakkou/access/
JR武蔵境駅からバス15分「第二小学校」下車+徒歩1分
JR三鷹駅からバス20分「第二小学校」下車+徒歩1分
※お申し込みいただいた方には、もう少し詳しくご案内いたします。
※お飲物、軽食の持ち込みが可能です。マイカップをお持ち下さい。

◆ミニトークゲスト:飯田夏代さん(Gaia’s Kitchen)

http://www.gaiaskitchen.jp/about.html

◆主催/お問い合わせ:私の森.jp
編集部・運営事務局 E-Mail:office@watashinomori.jp

オフィス・カレイド

出演・スタッフ紹介

・サティシュ・クマール(Satish Kumar)
思想家。インド生まれ。E.F. シューマッハとガンジーの思想を引き継ぎ、 イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハ・カレッジを創設。エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス」編集長を務めながら、世界中で講演を行う。

・本田茂(ほんだ・しげる)
カメラマン。映像作家。数々のドキュメンタリーや番組、映画の撮影に携わる。長年の友人である辻信一とともに、「ナマケモノDVDブック」プロジェクトを企画、その第一作である本DVDでは、撮影のほか、編集、共同ディレクターを務める。

・辻信一(つじ・しんいち)
文化人類学者。環境運動家。明治学院大学国際学部教員。ナマケモノ倶楽部世話人。刊行中の「ゆっくりノートブック」シリーズ(企画編集・ゆっくり堂、発行・大月書店ーー現在まで8巻)に続く、「ナマケモノDVDブック」シリーズを企画。本作はその第一作。