水の学校とは
コンセプト
「お鷹の道・武蔵国分寺周辺地域」は、多数の湧水源や名水100選にも選ばれる貴重な自然資源を有します。
また、1200年前の史跡発掘・調査が進行中で歴史資源と考古学的興味に溢れる場所です。
水の湧くところから、歴史、自然、水、地質学等各分野の情報が湧き出す、そんな場をつくっていきます。
どんな学校?
また、事前に講師に対しての質問や要望を皆さんから預かり、事務局から投げかけておきます。セッションの中では「応答タイム」を儲け、問題・課題の解決に挑みます。口を開かずに帰ったら勿体無い。そんな 参加型の学校を目指します。 さらには、別途開催予定の交流会など、地域を担う皆さん同士が仲良くなり 触発され、地域活動に還元されていけば、と考えています。
ゆくゆくは 水を守る、環境を守る、という高いモチベーションを持つ方々を中心に、 プロジェクトチーム「ミズモリダン」を結成。 小さな渦を大きな渦へ。歴史と自然を、皆で支える街へ。
水の学校年間スケジュールと講師陣紹介
【第1回・・・12月20日】 | 内容:水神について、1200年前の歴史について、深大寺活性化の仕掛け、行く年来る年のお話など 講師:水神を奉る深大寺住職 張堂完俊氏 |
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【第2回・・・1月10日】 | 内容:1200年前の歴史、明治大正昭和の歴史、各時代における崖線と水と人の営みについて 講師:建築史家・建築探偵家・建築家 藤森照信氏 講師:国分寺の古代文化、史跡の専門家 福田信夫氏 |
【第3回・・・2月21日】 | 内容:水みちについて、水を守る活動について、水を汚染することによる環境経済学など 講師:建築家「水系デザイン」 神谷博氏 講師:環境経済 除本理史氏 |
【第4回・・・3月21日】 | 内容:水にまつわる先端技術、水による環境アートなど 講師:環境・科学の仕掛人 赤池学氏 |
【第5回・・・4月18日】 | 内容:崖線における緑、植生、土地利用について、国分寺の崖線上、下における農業史についてなど 講師:造園家「景観の生態学」 亀山章氏 講師:民族植物学専門家 木俣美樹男氏 |
【第6回・・・5月16日】 | 内容:冒険家の立場から、小説家の立場から、国分寺に住んでいた立場から水を語る 講師:小説家 椎名誠氏 |
【第7回・・・6月6日】 | 内容:水の社会トレンド、水源を守る世界の活動、ロハスな水について 講師:時代の先駆者 小黒一三氏 |
【第8回・・・6月20日】 | 内容:雨の利用について、アジアを救う水資源としての雨 講師:雨水利用の第一人者 村瀬誠氏 |
【第9回・・・7月18日】 | 内容:エクセルギーの概念と環境エネルギーを活かした建築、水循環のまちづくりについてなど 講師:建築家、エクセルギーハウス設計者 黒岩哲彦氏 講師:地域おこし、町づくりの活動家 土肥英生氏 |
【第10回・・・8月22日】 | 内容:美味しい水について、水と健康について、サントリーの取り組みなど 講師:「水と生きる」サントリー 水科学研究所所長 芦刈 俊彦氏 |
【第11回・・・9月19日】 | 内容:先住民族と水について、民族の祭りや風習と水について 講師:先住民族サポーター 寺地五一氏 |
2010年3月1日現在のスケジュールです。
空き枠がある場合はビジターコース枠を募集することがありますので、詳しくは水の学校にお問い合わせください。
『水の学校』公式サイト