Diversity of Life

色あせない生き方の多様性を求めて
Before

4つの「 I 」構想
・I
・Independent
・Identity
・Individual
から2006年11月11日にオフィスカレイドを設立しました。
個人の生き方の可能性を創造するためです。

 

色あせない生き方の
多様性を求めて
Before

4つの「 I 」構想
・I
・Independent
・Identity
・Individual
から2006年11月11日にオフィスカレイドを設立しました。個人の生き方の可能性を創造するためです。

 

3冊の本

Harvard Business Review July 2004|7
 
ハイ・コンセプト
 
星の王子さま
 
Harvard Business Review July 2004|7
 
ハイ・コンセプト
 
星の王子さま
 
 

 カレイドスコープ思考

”色褪せない成功” 

Harvard Business Review 2004.7月号 「ハイ・パフォーマンス人材の行動学」の記事のひとつとして掲載されてた方法論。

人生において、目標を一つに絞って、これにまっしぐらに突き進む。
そういったやり方も時にはいいかもしれない。
でもそれによって得られた成功は、本当に自分の人生を満足させられるの?
そんな問題提起から、泡沫ではなく ”色褪せない成功” について書かれていました。
出典:Harvard Business Review July 2004|7
 

終わらない「もっと」

会社は一度作られると、ゴーイングコンサーンの元、成長し継続していかなければなりません。そこで社員はもっと(more)を求められます。もっと高い目標、もっと効率的に、「もっと」は終わることがありません。まるで上っても上っても終わりのないエッシャーの版画のよう。
 
 
 

目標をひとつに絞りがち

変化の激しい時代において、成功を手にするには、「一人勝ちしなければ」「ひたすら仕事一本やり」「一番の〇〇になる!」など、ひとつの目標に全精力を傾けがち。
しかし、ひとつの目標がどんなに立派なものでも、一人の人間の複雑な欲求をすべて充たすことはできません。
 
 
 

考え続けること

それは、なにか戦略における普遍的な公式と違い、ある人間の姿、ある企業のあり方がそのまま別の人間や企業にとって永続的な成功方程式とはならないから。
自分にとって色褪せることのない成功とは何か、一人ひとりが考え続けることが重要。
 
この記事は、Laura Nash:ローラ・ナッシュ(ハーバード・ビジネススクール、シニアフェロー)、Howard Stevenson:ハワード・スティーブンソン(ハーバード・ビジネススクール、サロフィル・ロック記念講座教授。経営論を専門)、両者の共著『Tools for Creating Success in Tour Work and Life.John Wiley & Sons,2004』がまとめられたもの。
 
 

特性を仮定

研究対象として、永続する成功を手に入れたと思われる人々の共通する特性について、5つを仮定。
  1. 優れた業績
  2. 複数の目標
  3. 何でも楽しめる能力
  4. 良好な人間関係を構築する能力
  5. 常に長期的な成功を目指す価値観
 

インタビュー調査と「カレイドスコープ思考」フレームワークのテストセッションを行う。

対象:専門職60人、ビジネススクール参加のマネージャー90人。ハーバードビジネススクールの卒業生、ヤングプレジデンツ・オーガニゼーションの現役メンバー、マスメディアをはじめ、友人や学生、同僚との対話などによる情報源を加える。インタビュー相手は、あらゆる分野、階層にわたり、産業界にとどまらない。かつてはフルタイムで働いていた専業主婦や、いま現在キャリアの絶頂にある人など。
 
その結果わかってきた、四つの必須要素。 
 

 カレイドスコープ思考

”色褪せない成功” 

Harvard Business Review 2004.7月号 「ハイ・パフォーマンス人材の行動学」の記事のひとつとして掲載されてた方法論。

人生において、目標を一つに絞って、これにまっしぐらに突き進む。そういったやり方も時にはいいかもしれない。
でもそれによって得られた成功は、本当に自分の人生を満足させられるの?そんな問題提起から、泡沫ではなく ”色褪せない成功” について書かれていました。
出典:Harvard Business Review July 2004|7
 

終わらない「もっと」

会社は一度作られると、ゴーイングコンサーンの元、成長し継続していかなければなりません。
そこで社員はもっと(more)を求められます。もっと高い目標、もっと効率的に、「もっと」は終わることがありません。まるで上っても上っても終わりのないエッシャーの版画のよう。
 
 
 

目標をひとつに絞りがち

変化の激しい時代において、成功を手にするには、「一人勝ちしなければ」「ひたすら仕事一本やり」「一番の〇〇になる!」など、ひとつの目標に全精力を傾けがち。
しかし、ひとつの目標がどんなに立派なものでも、一人の人間の複雑な欲求をすべて充たすことはできません。
 
 
 

考え続けること

それは、なにか戦略における普遍的な公式と違い、ある人間の姿、ある企業のあり方がそのまま別の人間や企業にとって永続的な成功方程式とはならないから。
自分にとって色褪せることのない成功とは何か、一人ひとりが考え続けることが重要。
この記事は、Laura Nash:ローラ・ナッシュ(ハーバード・ビジネススクール、シニアフェロー)、Howard Stevenson:ハワード・スティーブンソン(ハーバード・ビジネススクール、サロフィル・ロック記念講座教授。経営論を専門)、両者の共著『Tools for Creating Success in Tour Work and Life.John Wiley & Sons,2004』がまとめられたもの。
 
 

特性を仮定

研究対象として、永続する成功を手に入れたと思われる人々の共通する特性について、5つを仮定。
  1. 優れた業績
  2. 複数の目標
  3. 何でも楽しめる能力
  4. 良好な人間関係を構築する能力
  5. 常に長期的な成功を目指す価値観
 

インタビュー調査と「カレイドスコープ思考」フレームワークのテストセッションを行う。

対象:専門職60人、ビジネススクール参加のマネージャー90人。ハーバードビジネススクールの卒業生、ヤングプレジデンツ・オーガニゼーションの現役メンバー、マスメディアをはじめ、友人や学生、同僚との対話などによる情報源を加える。インタビュー相手は、あらゆる分野、階層にわたり、産業界にとどまらない。かつてはフルタイムで働いていた専業主婦や、いま現在キャリアの絶頂にある人など。
その結果わかってきた、四つの必須要素。 
人生から喜びと満足を得ること
何かの業績で他に抜きん出ること
自分の価値観や業績によって、だれかの未来の成功を助けること
身近な人にとって意味のある存在であること
 
各要素を満たすスキルは違う。
例えば、人生の競争に求められるスキルは、人生を楽しむスキルとはまったく違う。友人の支えになるとか、顧客のことを親身に考えるとか、この種の行為 (存在意義をもたらす行為)に必要な能力は、有利な融資条件をまとめる (達成感をもたらす行為)場合に必要な思考力や判断力とはまったく別のもの。
 
出典:Harvard Business Review July 2004|7 「色褪せない成功」を求めて Artwork by DAVID LAFLEUR
 
結果、満足感に高く、色褪せない多面的な成功を手に入れた人たちは、自分の価値観や得意分野を見失うことなく、それでいて四要素すべてにおいて得点を重ねるよう意識的に努力していた。

また、永続する成功の核心、すなわち「パラドックス」の存在を彼らは直感的に見抜いていた。

 

「足ることを知るものは富めり」

健やかな人生を送るために多面的に得点を重ねていくには、まず全体を眺めたうえで、個々の活動においては限界を知るということ。
 
「足ることを知るものは富めり」ということ。
 

移り気に見える才能

この考え方は、「成功とは限界を破ることにある」「成功とはより多くを手にし、やり遂げることだ」という一般的な見方とはまったく逆。
 
己の人生に満足を感じている実力者ほど、わざと限界を設けることで成功してきた。
 
そのような人たちに共通して、「移り気」に見えるような才能があった。つまり、まず、十分満足するまで一つの作業に没頭し、それからいったんそれをやめて、達成感と新しいエネルギーをもって別の作業に取りかかる。

 

自分用のカレイドスコープ

紙に四つの円を書き、「幸福感」「達成感」「存在意義」「育成」とタイトルをつける。その中に「自分」「家族」「仕事」「地域社会」の欄を設け、普段の活動をリストアップし、振り分ける。
 
そして全体のまとまり、偏り、多様性、こだわり、時系列変化など客観的に眺めて、自問自答してみる。
 

「カレイドスコープ思考」フレームワーク

 

「足るを知る」ことが解毒剤

あるときには一つのことに集中して、別の必要性に迫られれば、すぐさま視点と気持ちを切り替える。一度にすべての目標が手に入らないと嘆かずに、各要素に交互に意識を向け、そのたびに新鮮な気持ちを甦らせる。
そのタイミングは「足るを知る(just enough)」ことが肝心。
イナフ(enough)の本来の意味は「十分」。欲求や必要を十全に満たすという意味。
足るを知ることが「もっと(more)」を無限に求める現代社会の解毒剤。
 
 
 
各要素を満たすスキルは違う。
例えば、人生の競争に求められるスキルは、人生を楽しむスキルとはまったく違う。
友人の支えになるとか、顧客のことを親身に考えるとか、この種の行為 (存在意義をもたらす行為)に必要な能力は、有利な融資条件をまとめる (達成感をもたらす行為)場合に必要な思考力や判断力とはまったく別のもの。
 
出典:Harvard Business Review July 2004|7 「色褪せない成功」を求めて Artwork by DAVID LAFLEUR
 
結果、満足感に高く、色褪せない多面的な成功を手に入れた人たちは、自分の価値観や得意分野を見失うことなく、それでいて四要素すべてにおいて得点を重ねるよう意識的に努力していた。

また、永続する成功の核心、すなわち「パラドックス」の存在を彼らは直感的に見抜いていた。

 

「足ることを知るものは富めり」

健やかな人生を送るために多面的に得点を重ねていくには、まず全体を眺めたうえで、個々の活動においては限界を知るということ。
 
「足ることを知るものは富めり」ということ。
 

移り気に見える才能

この考え方は、「成功とは限界を破ることにある」「成功とはより多くを手にし、やり遂げることだ」という一般的な見方とはまったく逆。
 
己の人生に満足を感じている実力者ほど、わざと限界を設けることで成功してきた。
 
そのような人たちに共通して、「移り気」に見えるような才能があった。つまり、まず、十分満足するまで一つの作業に没頭し、それからいったんそれをやめて、達成感と新しいエネルギーをもって別の作業に取りかかる。

 

自分用のカレイドスコープ

紙に四つの円を書き、「幸福感」「達成感」「存在意義」「育成」とタイトルをつける。その中に「自分」「家族」「仕事」「地域社会」の欄を設け、普段の活動をリストアップし、振り分ける。
 
そして全体のまとまり、偏り、多様性、こだわり、時系列変化など客観的に眺めて、自問自答してみる。
 

「カレイドスコープ思考」
フレームワーク

 

「足るを知る」ことが解毒剤

あるときには一つのことに集中して、別の必要性に迫られれば、すぐさま視点と気持ちを切り替える。一度にすべての目標が手に入らないと嘆かずに、各要素に交互に意識を向け、そのたびに新鮮な気持ちを甦らせる。
そのタイミングは「足るを知る(just enough)」ことが肝心。
イナフ(enough)の本来の意味は「十分」。欲求や必要を十全に満たすという意味。
足るを知ることが「もっと(more)」を無限に求める現代社会の解毒剤。
 
 

 
 

ハイ・コンセプト

 
 目次
訳者解説

これからの日本人にとって必読の教則本

大前研一
はじめに 

「専門力」ではない「総合力」の時代

 
◎ 「格差社会」を勝ち抜くための三条件
◎ まさに「第四の波」がわれわれを呑み込もうとしている
◎ 「カンニングOK」社会への転換
◎ 「ベートーヴェン型」の脳から「モーツァルト型」の脳へ
◎ 「答えのない社会」を生き抜いていく能力

 
第1部

「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)の時代

1 なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか

  • 私たちは「どこ」へ向かって走っている?
  • 「二つの脳」の驚くべき役割分担
  • はじめて明かされた「右脳」の神秘
  • いまだまかり通る「とんでもない誤解」
  • 「細かいこだわり」か「全体像」か
  • 「人の顔」から一瞬ですべてを読み取る能力
  • バランスのとれた「右脳プラス左脳思考」とは

2 これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」

  • 原因は「豊かさ、アジア、オートメーション」
  • 第一の危機---「過剰な豊かさ」がもたらす新しい価値観
  • 第二の危機---次から次へと湧き出す「競争相手」
  • 第三の危機---そんな脳では、すべて「代行」されてしまう!
  • この「ジリ貧パターン」からは、医者や弁護士でさえ抜け出せない

3 右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ

  • 「体力頼み」から「左脳勝負」へ、そしてこれからは
  • 今の仕事をこのまま続けていいかー3つのチェックポイント
  • 「MBA型」人材か「MFA型」人材か
  • ペーパーテストや面接では計りきれない能力
  • あなたの「最大のエネルギー」はいつ出るか
 
 

第2部

この「六つの感性(センス)」があなたの道をひらく

これから求められる「六つの感性(センス)」とは?

 
1「機能」だけでなく「デザイン」
  • 「実用性」←→「有意性」
  • これが新しい時代の「教育課程」
  • 「有名デザイナー製のトイレブラシ」が示している事実
  • デザインとはビジネスであり、ビジネスとはデザインである
  • 未来を「設計」できる人
 
2「議論」よりは「物語」
  • 誰でもすぐにタダで検索できる時代の「情報の価値」
  • 『英雄の旅物語』という永遠不滅の「成功パターン」
  • ヒューレット・パッカードも3Mもゼロックスも始めたこと
  • 「思わず買ってしまうワイン」の秘密
  • 治療に大きな成果を上げている「物語医学」
 
3「個別」よりも「全体の調和(シンフォニー)」
  • バラバラの断片をつなぎ合わせるみる力
  • 「見たまま」を絵に描く人、「頭の中」を絵にする人
  • 「これから成功する可能性大」の3タイプ
    1. 「境界」を自分で越えていく人
    2. 何か発明できる人
    3. 巧みな「比喩」が作れる人
  • 「先見の明に優れた人」の共通項
  • 「全体像」をつかむ能力
 
4「論理」ではなく「共感」
  • まず1分間、この話を読んでください
  • エクマン博士の大実験
  • 「いつわりの笑顔」と「心の奥底からの笑顔」
  • 患者の生死を分けた担当医の「話を聞く力」
  • 「コンセプトの時代」には、”中性的な思考”が不可欠
 
5「まじめ」だけでなく、「遊び心」
  • 「遊び心」があると右脳が活性化する
  • 米軍が「テレビゲーム」を作ってやらせる意図
  • トレンドをつかみ、関連性を描き、全体像を理解する格好の手段
  • 「心の知能指数」が高い人は、脳をバランスよく使える
  • 「笑いクラブ」の実践エクササイズ
  • 「満足のいく人間関係」が持てる人の習慣
 
6「モノ」よりも「生きがい」
  • 私たちを突き動かす「最強のエンジン」
  • 「仏教」と「科学」が目指している同じゴール
  • 仕事場にも「精神性」を持ち込んだ企業が伸びる
  • 「愉快な人生」よりも「良い人生」を
  • 「迷路」があなたをもっと自由にする
 
 
 

ハイ・コンセプト

 
 目次
訳者解説

これからの日本人にとって
必読の教則本

大前研一
はじめに 

「専門力」ではない
「総合力」の時代

 
◎ 「格差社会」を勝ち抜くための三条件
◎ まさに「第四の波」がわれわれを呑み込もうとしている
◎ 「カンニングOK」社会への転換
◎ 「ベートーヴェン型」の脳から「モーツァルト型」の脳へ
◎ 「答えのない社会」を生き抜いていく能力

第1部

「ハイ・コンセプト(新しいことを考え出す人)の時代

1 なぜ、「右脳タイプ」が成功を約束されるのか

  • 私たちは「どこ」へ向かって走っている?
  • 「二つの脳」の驚くべき役割分担
  • はじめて明かされた「右脳」の神秘
  • いまだまかり通る「とんでもない誤解」
  • 「細かいこだわり」か「全体像」か
  • 「人の顔」から一瞬ですべてを読み取る能力
  • バランスのとれた「右脳プラス左脳思考」とは

 

2 これからのビジネスマンを脅かす「3つの危機」

  • 原因は「豊かさ、アジア、オートメーション」
  • 第一の危機---「過剰な豊かさ」がもたらす新しい価値観
  • 第二の危機---次から次へと湧き出す「競争相手」
  • 第三の危機---そんな脳では、すべて「代行」されてしまう!
  • この「ジリ貧パターン」からは、医者や弁護士でさえ抜け出せない

 

3 右脳が主役の「ハイ・コンセプト/ハイ・タッチ」時代へ

  • 「体力頼み」から「左脳勝負」へ、そしてこれからは
  • 今の仕事をこのまま続けていいかー3つのチェックポイント
  • 「MBA型」人材か「MFA型」人材か
  • ペーパーテストや面接では計りきれない能力
  • あなたの「最大のエネルギー」はいつ出るか

 
第2部

この「六つの感性(センス)」があなたの道をひらく

これから求められる「六つの感性(センス)」とは?

 
  • 「実用性」←→「有意性」
  • これが新しい時代の「教育課程」
  • 「有名デザイナー製のトイレブラシ」が示している事実
  • デザインとはビジネスであり、ビジネスとはデザインである
  • 未来を「設計」できる人
 
  • 誰でもすぐにタダで検索できる時代の「情報の価値」
  • 『英雄の旅物語』という永遠不滅の「成功パターン」
  • ヒューレット・パッカードも3Mもゼロックスも始めたこと
  • 「思わず買ってしまうワイン」の秘密
  • 治療に大きな成果を上げている「物語医学」
 
  • バラバラの断片をつなぎ合わせるみる力
  • 「見たまま」を絵に描く人、「頭の中」を絵にする人
  • 「これから成功する可能性大」の3タイプ
    1. 「境界」を自分で越えていく人
    2. 何か発明できる人
    3. 巧みな「比喩」が作れる人
  • 「先見の明に優れた人」の共通項
  • 「全体像」をつかむ能力
 
  • まず1分間、この話を読んでください
  • エクマン博士の大実験
  • 「いつわりの笑顔」と「心の奥底からの笑顔」
  • 患者の生死を分けた担当医の「話を聞く力」
  • 「コンセプトの時代」には、”中性的な思考”が不可欠
 
  • 「遊び心」があると右脳が活性化する
  • 米軍が「テレビゲーム」を作ってやらせる意図
  • トレンドをつかみ、関連性を描き、全体像を理解する格好の手段
  • 「心の知能指数」が高い人は、脳をバランスよく使える
  • 「笑いクラブ」の実践エクササイズ
  • 「満足のいく人間関係」が持てる人の習慣
 
  • 私たちを突き動かす「最強のエンジン」
  • 「仏教」と「科学」が目指している同じゴール
  • 仕事場にも「精神性」を持ち込んだ企業が伸びる
  • 「愉快な人生」よりも「良い人生」を
  • 「迷路」があなたをもっと自由にする

  

 
 

星の王子さま

 1943年にアメリカ・ニューヨークで出版されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの作品。
 

 
 

星の王子さま

1943年にアメリカ・ニューヨークで出版されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの作品。
 

 
 

 

色あせない生き方の多様性を求めて
After

リセットしよう

会社員のころ、目標にまっしぐら。仕事一本。他にあるやりたいことも、あとまわし。徐々に諦める癖もついていきました。勤めていた会社は5年が経ち、体調不良は長引くばかり。毎年諦めていたひとつ、アメリカの砂漠で行われるイベント。
 
一度、人生をリセットしよう。
そう思い、仕事を辞め、アメリカに飛びました。

帰国後、フリーで活動し、ものごとが回り始めてきたころ、体調不良の原因がわかりました。悪性リンパ腫という癌。28歳でした。

 

10年の実験

いのちのリミット。あとどれくらい生きているのかもわからない。
それなら、やりたいことはすべてやってみよう。
治療・闘病生活を終えてオフィスカレイドを作る。
共感し、影響を受けた「カレイドスコープ思考」の実験場として。
 
はたして本当に色褪せない思考法なのか。
まず、10年続けてみよう。

 

古くなると廃れるのか

2016年11月11日。
10年が経ちました。
数年でビジネス書など古くなります。
まして変化の速いこの時代。
十数年も経てば、内容は錆び、読み返すこともなくなるでしょう。

 

色あせない生き方の
多様性を求めて
After

リセットしよう

会社員のころ、目標にまっしぐら。仕事一本。他にあるやりたいことも、あとまわし。徐々に諦める癖もついていきました。勤めていた会社は5年が経ち、体調不良は長引くばかり。
 
毎年諦めていたひとつ、アメリカの砂漠で行われるイベント。
 
一度、人生をリセットしよう。そう思い、仕事を辞め、アメリカに飛びました。

帰国後、フリーで活動し、ものごとが回り始めてきたころ、体調不良の原因がわかりました。悪性リンパ腫という癌。28歳でした。

 

10年の実験

いのちのリミット。
あとどれくらい生きているのかもわからない。それなら、やりたいことはすべてやってみよう。
 
治療・闘病生活を終えてオフィスカレイドを作る。共感し、影響を受けた「カレイドスコープ思考」の実験場として。
 
はたして本当に色褪せない思考法なのか。まず、10年続けてみよう。

 

古くなると廃れるのか

2016年11月11日。
10年が経ちました。
 
数年でビジネス書など古くなります。まして変化の速いこの時代。十数年も経てば、内容は錆び、読み返すこともなくなるでしょう。

Harvard Business Review

2004年7月

 
ハイ・コンセプト

2006年5月

 
星の王子さま

1943年

 
Harvard Business Review

2004年7月

 
ハイ・コンセプト

2006年5月

 
星の王子さま

1943年

 

いまあるものを活かす 

本屋さんの平積みというのは大変魅力的。実用書、文化、アート、小説、漫画。ベストセラー!最新の○○!新しいことば、考え、それらを刺激に、原動力に転換していく。でも、その多くは場しのぎのカンフル剤。
 
闘病中に、新しいものより、いまあるものを活かしたいと考えるようになりました。ほかの人の健康や能力をうらやむよりも、もっている自分の体質、気質を再確認して、最大限に活かしたい。

 

カスタマイズ

「カレイドスコープ思考」。実際にやってみると少々使いずらい。例えば、紙だと書き換えしにくいのでクラウドのマインドマップを使うとか、書きやすいように項目や視点をふやしたり、とりあえず放り込んでおく「その他」を作ったり...自分が使いやすいようにカスタマイズ。
 

義務化しない

「やるべき」ことはつらい。「やりたいから仕方ない」へ。未だ見ぬ自分の可能性。させられているものは何一つない、全て自分で選ぶ。ただ、そこにだけは責任を持つ。

 

違和感を大切にする

また、「成功」という単語が富みや名声という意味合いを強めに感じてしまい、違和感を覚えていました。「褪せない」よりも「あせない」方が視覚的にやさしい。真似事ではなく、納得のできる生き方を模索。色々な個人の生き方が許容される社会がいい。
 
気持ちの違和を感じてみる、そして腑に落ちるまで問いを繰り返す。
「色褪せない成功を求めて」から「色あせない生き方の多様性を求めて」へ

 

 能動的にアップデート

時代の変化、ブームの変遷。そして自分自身の考えや経験、価値観も変わっていきます。年を重ねる自分の素直さを基準にアップデート。答えはどこかにあるのではなく、日々発見して更新。その結果、「カレイドスコープ思考」はいまも最新。

自分の万華鏡は希望という光を見上げ、要素が混ざり合い、いままで見えなかったものが見えてきます。放っておいて錆びさせることも、メンテナンスによってその価値をより高めることもできます。

  

より深く

目次だけ紹介した『ハイコンセプト』。
特に「六つの感性」という「基準」を持ってあらゆるものに接してみる。

立ち返る「基準」がある分、「目線」は定められ、「より深く」見ることができます。自分のこと、他人のこと、商品、サービス、作品、表現...
 
また、各センスに関して備忘録(やってみたらいいこと、おすすめの本、サイト)がまとめられていて、これが秀逸でした。

 

矛盾を大切に

内観してたくさん気づくだけにしない。まずやってみる。考えるのはそれから。燃えるような主体的行動と、凍てつくような俯瞰的姿勢。信じる力を手に、それと同じだけの疑うエネルギーも生み出す。矛盾を大切にしながらゆれる。

 

今も続く問い

あとがきにこうあります。
” 新しい時代には、一人ひとりが自分の仕事を注意深く見つめ、次のことを問う必要がある。”
 
この問い、とくに3番目は十数年たった今も、問い続けていることです。

 

目に見えないこと

『星の王子さま』の魅力。
それは、表現の意味を考え続けられること。見えないことへの思索。
 
私は、主に発酵と響きを扱っていますが、伝えようとすると「するり」と消えてしまう。そんなことがよくあります。ですが、そこにたいせつなことがある。
 
ぼくと王子さまとのやりとり。それは私たちのやりとり。『星の王子さま』は、いつ、なんど読んでも、その深みを見つけられます。

 

弱さを やがて 強みへ

 
まだ生きています。
 
可能性という希望をもつことで、
社会的に 身体的に 経済的に 精神的に 
そんな弱さは やがて強みとなり 自信のタネにもなるのだろう。
 
告知をされたあの頃より、
今が元気でいれることは、本当にありがたいです。
 
身近な存在に支えられ、出会った人たちにより自分が創られ、
これからの出会いで、万華鏡は千変万化していきます。
 
個人の実験場オフィスカレイドは
2017年5月15日に法人なり
 
あらゆる生き物の「こころ からだ が にっこり」しますように。
 
オフィスカレイドの活動は続きます。
これからもどうぞよろしくお願い致します

 
 
 
 
株式会社オフィスカレイド 代表取締役 山本浩司(コヲジ)

 
 

いまあるものを活かす 

本屋さんの平積みというのは大変魅力的。実用書、文化、アート、小説、漫画。ベストセラー!最新の○○!
 
新しいことば、考え、それらを刺激に、原動力に転換していく。でも、その多くは場しのぎのカンフル剤。
 
闘病中に、新しいものより、いまあるものを活かしたいと考えるようになりました。ほかの人の健康や能力をうらやむよりも、もっている自分の体質、気質を再確認して、最大限に活かしたい。

 

カスタマイズ

「カレイドスコープ思考」。実際にやってみると少々使いずらい。
 
例えば、紙だと書き換えしにくいのでクラウドのマインドマップを使うとか、書きやすいように項目や視点をふやしたり、とりあえず放り込んでおく「その他」を作ったり...自分が使いやすいようにカスタマイズ。
 

義務化しない

「やるべき」ことはつらい。「やりたいから仕方ない」へ。未だ見ぬ自分の可能性。させられているものは何一つない、全て自分で選ぶ。ただ、そこにだけは責任を持つ。

 

違和感を大切にする

また、「成功」という単語が富みや名声という意味合いを強めに感じてしまい、違和感を覚えていました。
 
「褪せない」よりも「あせない」方が視覚的にやさしい。
 
真似事ではなく、納得のできる生き方を模索。色々な個人の生き方が許容される社会がいい。
 
気持ちの違和を感じてみる、そして腑に落ちるまで問いを繰り返す。
「色褪せない成功を求めて」から
「色あせない生き方の多様性を求めて」へ

 

 能動的にアップデート

時代の変化、ブームの変遷。そして自分自身の考えや経験、価値観も変わっていきます。年を重ねる自分の素直さを基準にアップデート。答えはどこかにあるのではなく、日々発見して更新。
 
その結果、「カレイドスコープ思考」はいまも最新。

自分の万華鏡は希望という光を見上げ、要素が混ざり合い、いままで見えなかったものが見えてきます。
 
放っておいて錆びさせることも、メンテナンスによってその価値をより高めることもできます。

  

より深く

目次だけ紹介した『ハイコンセプト』
 
特に「六つの感性」という「基準」を持ってあらゆるものに接してみる。

立ち返る「基準」がある分、「目線」は定められ、「より深く」見ることができます。自分のこと、他人のこと、商品、サービス、作品、表現...
 
また、各センスに関して備忘録(やってみたらいいこと、おすすめの本、サイト)がまとめられていて、これが秀逸でした。

 

矛盾を大切に

内観してたくさん気づくだけにしない。まずやってみる。考えるのはそれから。
 
燃えるような主体的行動と、凍てつくような俯瞰的姿勢。信じる力を手に、それと同じだけの疑うエネルギーも生み出す。矛盾を大切にしながらゆれる。

 

今も続く問い

あとがきにこうあります。
” 新しい時代には、一人ひとりが自分の仕事を注意深く見つめ、次のことを問う必要がある。”
 
この問い、とくに3番目は十数年たった今も、問い続けていることです。

 

目に見えないこと

『星の王子さま』の魅力。
それは、表現の意味を考え続けられること。見えないことへの思索。
 
私は、主に発酵と響きを扱っていますが、伝えようとすると「するり」と消えてしまう。そんなことがよくあります。ですが、そこにたいせつなことがある。
 
ぼくと王子さまとのやりとり。それは私たちのやりとり。『星の王子さま』は、いつ、なんど読んでも、その深みを見つけられます。
 

弱さを やがて 強みへ

まだ生きています。
 
可能性という希望をもつことで、社会的に 身体的に 経済的に 精神的に そんな弱さは やがて強みとなり 自信のタネにもなるのだろう。
 
告知をされたあの頃より、今が元気でいれることは、本当にありがたいです。
 
身近な存在に支えられ、出会った人たちにより自分が創られ、これからの出会いで、万華鏡は千変万化していきます。
 
個人の実験場オフィスカレイドは
2017年5月15日に法人なり
 
あらゆる生き物の「こころ からだ が にっこり」しますように。
 
オフィスカレイドの活動は続きます。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

 
 
 
 
株式会社オフィスカレイド 
代表取締役 山本浩司(コヲジ)