主催者からのメッセージ
それは事実の描写であり、
現実の一側面を垣間見ることができる。
撮影やインタビューを通して記録された素材は、制作者の伝えたいメッセージを軸に、切り貼りまとめられて編集される。
伝えたいこと、世に発信したいことが強く込められる。ゆえにおしつけがましく感じられることもある。
ドキュメンタリー映画
『犬と猫と人間と』 にも当然メッセージがある。
観ていてつらいと感じるシーンもあるが、
観終わった後に暖かな希望を見出せる。
問題の難しさを冷静に捉えながらも優しさに満ちているのは、この映画作りのきっかけの異例さによるかもしれない。
突然依頼された制作依頼。
本来監督が撮りたかったテーマではなかったからこそ、三年半という時間をかけて、じっくりと現実を知り、悩みぬいて作られた作品。
ドキュメンタリー映画
『犬と猫と人間と』 にも当然メッセージがある。
観ていてつらいと感じるシーンもあるが、観終わった後に暖かな希望を見出せる。
その希望が監督のメッセージなのかもしれない。
(山本コヲジより)