マット・テイラー監督来場!
『核潜水艦の解体金属から作られた卵形オブジェも持参してくれます』

今日、留守電が残っていました。
『いつもお世話になっております、映画GATE監督のマットテイラーです』

・・・

へ?監督?
聞けば今、東京にいて、上映会に来てくれるとのこと。
いつだったかな、初めて『GATE』を観て、その後の監督の話を聞いて、『この作品は上映しなきゃいけないな』と思った日のことを思い出しました。
しかも、しかもですよ、できたばかりの核潜水艦を解体して作られた金属(卵型のオブジェ)も持ってきてくれるそうです!

※卵型になったのは長崎県諫早市の鋳物メーカー「峯陽(ほうよう)」の原田功社長の提案。『卵は再生する平和の象徴だと思った。』原田社長は両親が長崎市内で被爆。『平和のためのお手伝いなら』と無料で溶解・再生の依頼を引き受けたそうです。

関連情報 核兵器溶かせば「平和の卵」
長崎の鋳物会社、美術品に(asahi.com 2011年8月7日)



(左)朝日新聞(2011年8月6日)、(右)長崎新聞(2011年8月9日)

東京ではこのニュースの露出は多くなかったですが、
2008年『GATE』の上映が開始され、その興行収入や公式グッズを通じた寄付から核潜水艦を解体。そこから発生したスクラップ金属が生まれ変わり新たな核兵器解体につながる。この善循環に、映画を観ること、グッズを通じた寄付、上映会開催などを通じて関われることは素敵だ!

今回、監督が持参してくれる卵型のオブジェ。
そのものを見れることに私も嬉しいですし、
ご来場のみなさまにも何かを感じる機会になれば幸いです。
それでは当日、会場にてお待ちしております。


主催より:
昨年は『国分寺シネマダイアログ』にて『GATE』と『地球交響曲第三番』2本立てで上映会を行いました。(※去年の様子▲)今夏も『GATE』を上映したい気持ちはありましたが、『支援金シネマダイアログ』を企画した流れもあり諦めざるえない状況でした。そんな中、一本の電話が・・・。昨年の上映会に参加された方からで、今年も是非『GATE』を上映してほしいと。『GATE』を観たがっている人もいるし、今の日本の状況だからこそ観てほしい作品だと。
このことがキッカケで、今年も上映することにしました。同じいずみホールで、たまたま空いていたのが去年と同じ8月14日。なんだか不思議な感じです。
『一人でも多くの方にこの作品を。』

山本コヲジ